自力で楽しむケアンズ(ときどきマリーバ)観光−その1
2014/10/19
もう3週間前の事ですが、日本から彼女が夏休みを使って遊びにきてくれました。
今回、3泊4日でケアンズ、マリーバの観光をしたのですが、旅行会社を通さず自力で行ってきました。
ということで、今日は「自力で楽しむケアンズ(ときどきマリーバ)観光」と題しまして、今回の旅行で訪れた場所、コツ、感想なんかを書いてみました。
それではどうぞ!
3泊4日の旅程
僕も彼女もけっこうな気分屋でして、時間に縛られたパッケージツアーは大の苦手です。疲れる旅行はぜったいにしたくないし、ツアーガイドに従う自由のない旅行なんてごめんです。
ということで、下記のようなざっくりとした予定だけを予め決めておいて、あとはそのときの気分で!というゆるい旅行スタイルで臨みました。
1日目(8/7 木)・・・キュランダ観光(キュランダ鉄道・スカイレール)
2日目(8/8 金)・・・マリーバへ移動、カフェ&ワラビーの餌付け
3日目(8/9 土)・・・熱気球ツアー、グレートバリアリーフ
それではまず1日目から見ていきましょう。
キュランダ観光
恥ずかしながら僕はオーストラリアに来るまでキュランダという地名を知りませんでした。
実はここ、超有名な観光スポットだったんですね。ケアンズに観光に来たら、グレートバリアリーフとセットで必ず訪れないといけない場所です。
何がこの地を有名にさせているのか僕なりにまとめると…
①「世界の車窓から」のオープニングを飾ったキュランダ高原列車に乗ってキュランダ村へ!
②動物園、お土産物屋など村全体が観光地になっている!
③世界自然遺産に登録されているキュランダの熱帯雨林は、映画『アバター』の世界のモデルとなった場所!
④全長7.5kmのロープウェイ(スカイレール)でそんな大自然を一望できちゃう!
こんなところでしょうか。
それでは、順を追って振り返ってみたいと思います。
キュランダ高原列車
キュランダ高原列車は、100年以上もの歴史を持つ列車で、かつては食料や物資の輸送手段として作られたそうですが、今では観光客を乗せて走る観光列車として利用されています。熱帯雨林の奥地や切り立った崖を走るこの列車は、あの「世界の車窓から」のオープニングを10年間も飾ったということで、日本人には馴染みのある列車かと思います。
さて、スケジュールに戻りましょう。
5:10に彼女がケアンズ国際空港に到着予定ということで、僕はケアンズで前泊しました。泊まったホテルはこちら→Cairns Queens Court
Booking.comというサイトを使って、2泊3日で224ドルでした。
ところが、飛行機が大幅に遅延してしまい、到着したのが8:00を過ぎたくらい。
キュランダ高原列車は8:30発と9:30発の二便しかなく、この時点で始発は断念。チケットは予約していなかったので痛くも痒くもありませんでしたが。この辺の臨機応変さが個人旅行の良いところです。
時刻表はこちら→http://www.kurandascenicrailway.jp/Pages/TourTimetable.aspx
9:00頃にセントラル駅(ショッピングモール『ケアンズセントラル』の裏手)のカウンターに行き、チケットを購入しました(一人49ドル)。カウンターに日本人の方がいたので、英語が苦手な方も安心かと思います。
復路を列車では無くスカイレールにする際、帰りのシャトルバスも予約できるようですが(確か11ドル)、時間を決めたくなかったので公共のバスを使って帰ることにしました。
※スカイレールの駅とケアンズ市内はかなり離れているので、タクシーかバスに乗る必要があります。
さすがに出発30分前の予約ということで、窓際の席は取れませんでした。ここから約2時間の列車の旅が始まる訳ですが、正直言って窓際の席でなければ微妙です!ですので、予約は早めにしておきましょう。
造りがほんとにレトロな列車です。
撮影スポットでは速度を落としてくれます。通路側になった場合は勇気を出して窓際の方に声をかけて写真を撮って下さい笑。
バロン滝付近で一時停止してくれるんですが、水量が少なくしょぼかったです。時期を選んだ方が良さそうですね。
キュランダ村
キュランダでの人気ツアーと言えば、キュランダ村からバスに乗って10分程のところにあるレインフォレステーションが有名です。ここでは、アーミーダックと呼ばれる水陸両用車での熱帯雨林散策や、アボリジニの文化体験、コアラを抱いての写真撮影などなど、観光スポットが盛りだくさんです。
しかし、僕たちの目的と言えば、「コアラ抱っこしたいね」ぐらいでしたので、わざわざレインフォレステーションに行かずとも、キュランダ村内にあるコアラガーデンというところで済ませることができます。
キュランダ村内だけでも見所がたくさんあって、主な見所としては、バタフライサンクチュアリという蝶の保護区(彼女が蝶が嫌いとのことでパス)、バードワールド、そしてコアラガーデンです。
バードワールド
オーストラリア国内外から集められた65種類、約500羽の鳥たちが園内を自由に飛び回っているおもしろスポット(1人17ドル)。
カラフルな鳥たちが盛りだくさんでした。
はしゃぐ27歳。
バードワールドの鳥たちは本当に人懐こくて癒されます。ただしフンには注意したいところ。服に落とされました…。
コアラガーデン
キュランダコアラガーデンという名前ですが、園内にはコアラ以外にも、カンガルー、ワラビー、ウォンバット、クロコダイルなどなど、飼育されている動物は多種多様です(1人17ドル)。
コアラくんたち就寝中のところ、27歳のお遊びにつき合ってくれてありがとう。
コアラと写真を撮るにはなんと18ドルかかります。なんていい商売なんだ…。
カンガルーとガンとばす27歳。
スカイレール
全長7.5kmのロープウェイ。世界自然遺産の熱帯雨林を眼下に眺めながらの旅です。
キュランダ村をしっかり満喫した後、15:00頃にはお店も閉まり始めて、来た頃のような活気はすっかり無くなってしまったので、スカイレールでケアンズに戻ることにしました。
2人で乗りたかったんですが、他の観光客と一緒になってしまいました。夕方になると他のツアー客と鉢合わせてしまうので、時間を見計らわないと乗るまでに時間がかかります。チケットを購入(1人49ドル)してから乗車まで30分程かかりました。
途中、ゴンドラの乗り換え地点が2カ所(レッドピーク駅、バロンフォールズ駅)あるので、一度降りてから2人で乗れるタイミングで再度乗り込み。この中継駅では、そこまで見所はありませんでしたが、バロン滝の景色は高原列車の途中で見るより迫力があると思います。
このスカイレール建設の話がすごくて、熱帯雨林を破壊しないよう、資材をヘリで運んで森林伐採を最小限にとどめたという逸話がありまして、確かにどこにも道らしい道が見つからないんです。まさにアバターの世界でした。
終点のカラボニカ・レイク駅へと降りて行くときの景色も圧巻でした。高いところが苦手な僕も、最初こそビクビクしていましたが、最後の方はこの景観には感動しまくりでした!
さて、最後に終着駅のカラボニカ・レイク駅からケアンズまでの帰り方です。
駅正面出口の右手側に少し歩けば、バス停があります。1時間おきに出ているsunbus(サンバス)の123番に乗れば、ケアンズ市内まで戻れます。僕たちがバス亭に到着した時間はタイミングが悪く、バスが来るまでに40分程待ちました。
※土日はサンバスはカラボニカ・レイク駅を通りません!要注意です!
時刻表はこちら→http://www.sunbus.com.au/documents/Cairns_123133_Timetable_newv3.2_WR.pdf
というわけで、疲れるのが嫌だと言っておきながら、初日からだいぶはしゃいでしまいました。
この日はおとなしくホテルに戻って、コンビニで買った食料で晩ご飯を済ませるというね…。いやーほんと適当。
はい、それでは2日目へ続く・・・
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