まいさいぱくちー

日本で就職→仕事辞めてフィリピンで英語の勉強→オーストラリアでワーキングホリデー→タイで現地就職(←いまここ)

AFSって知ってますか?僕が高校時代にタイに留学したときの話。その4

      2014/10/19

タイ留学の振り返りシリーズ最終章です。最後に、帰国後の事について振り返ってまとめとしたいと思います。

留年か?それとも進級か?

l_044AFSの留学では、学校にもよるのですが、留学中に受けた授業を日本の学校の単位に認定することができます。帰国後、進級する人と留年する人は半々ぐらいの割合だと聞きました。

僕は早く高校を卒業したかったので、なんとしても留年は避けたかった。今はもう時効だと思いますが、僕がタイから帰る際に留学先の学校からもらった成績証明書はかなり手抜きでした。成績のつけ方は、僕がその授業が好きだったか嫌いだったかなど、面談をしながら作られたものだったからです。

こんな手抜きの成績証明書で果たして進級できるのかという不安を抱えて帰国した訳ですが、晴れて僕は高校3年生になることができました。ですので、僕は日本の高校2年生をすっ飛ばしたのです!

逆カルチャーショックというやつ。

l_07510ヶ月の留学から帰国してからしばらくはタイの生活から切り替えができず、名前を呼ばれるととっさにタイ語で返事をしてしまう程、頭の中はタイでいっぱいでした。とりわけ、日本人の時間感覚を取り戻すのには一苦労。いわゆる逆カルチャーショックというやつです。

あまり時間に縛られず、あくせくしないところがタイの良いところ。タイの教室に時計が無かったのには驚きました。そんなタイ人の感覚で日本に戻ってきたので、時間に遅れる事に罪悪感を全く持たなくなってしまっていたのです。

日本に帰って登校初日。早速の遅刻です。8:10から自主勉強の時間という事で、誰もが教室で勉強をしているところ、僕は何食わぬ顔で教室に入っていき、クラスメートにドン引きされました。僕としては、え?何で?って感じでしたが…。それから、バレー部の休日練習でもいきなりの遅刻。しかも、遅れるという連絡を怠ったがために、顧問にこっぴどくしかられました。

こうした逆カルチャーショックを受けるうちに、そうか、俺は日本に戻ってきたんだという実感が湧いてきたのです。

なんのために勉強するのか?その答え。

l_154タイ留学を終えてからは、「もっとタイとつながっていたいし、タイのことをもっと知りたい」と、ちゃんと大学受験の動機ができていました。なんのために勉強するのか?その答えをようやく見つけることができたのです。

僕にはどうしても行きたい大学がありました。当時、まだ設立されて6年しか経っていなかった「立命館アジア太平洋大学(通称APU)」です。APUは学生の半分が留学生で、日本語・英語の2言語で講義を受けることができる国際色豊かな大学です。

実は、日本で最もタイ人留学生が多い大学がAPUだったのです。外国語大学への進学も考えましたが、高校2年生をまともに勉強していない僕が受かるはずもないし、何より、僕はタイ人との交流に飢えていたのです。

またしても立ちはだかる壁、教師。

l_082当時、まだまだ受験方法としてはマイナーだったAO入試でAPUを受験しました。自己推薦という形の試験です。タイ留学経験や、目的意識がしっかりしていたこともあって、10月には合格通知が届き、僕は学年一番乗りで進路が決まりました。

合格の知らせを担任に告げると、進路指導室に連れて行かれて、ねぎらいの言葉があったかは覚えていませんが、担任の口から飛び出した言葉に僕はショックを受けます。

「周りの士気が下がるから、進路が決まった事は誰にも言うなよ。」

これが、学校推薦なら口止めされても仕方ないと思いますが、僕は周囲とは異なる経験を売りにして合格したのにこの言われよう。楽をして受験を乗り越えたと思われるのが悔しくて仕方がありませんでした。

僕の高校は、国公立大への進学率が命の高校だったので、半強制的に受験を強いられます。周りもそんな流れにのまれて、就職する人なんて皆無に等しい。AO入試で楽して大学に入ったと思われるのが悔しかったし、教師たちを見返してやりたいと一念発起し、APUに決まった後も必死で勉強した結果、地方の国立大学に合格することができました。

結局、父親の応援もあって、APUに進学させてもらいましたが、この経験はちょっとばかり僕の自尊心を形作っています。

最後に。

l_126高校時代のタイ留学はまぎれもなく僕の人生の転機となりました。この留学から、社会人になるまでの間、365日、タイの事で頭を満たして、それだけで幸せでした。(折を見て、大学時代のことについても触れていきたいと思います。)

あのとき僕が何の疑いもなく、普通に勉強や部活に打ち込んでいたら、タイに行くこともなかっただろうし、やっぱり体育大学に進学して今頃は体育の先生でもやっていたかもしれません。体育(タイ行く)だけに。はい、しょーもないですね…。

それが、今や学校の先生が大嫌いになっているから人生は何があるかわからない!(先生の方、すいません。)

今回、AFSの事、そして僕の事も知っていただきたく、4回に分けて投稿しましたが、写真や当時の出来事を思い返しては、またタイに行きたいという思いが強くなってきました。

留学させてくれた親に感謝。ホストファミリーに感謝。クラスメートに感謝。タイに感謝。

ほんとありがとう。

 

 

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